インタビュー:
MANO事業部事業部長
川原浩一さん
manoが考える大人のお洒落
-manoのブランドコンセプトについてお聞かせください。
イタリア語で【手】という意味のブランドですがセレクトショップMANOとして、殺伐とした時代にあって、大人のお洒落に生きていきたい男女に手のぬくもりや、手抜きしない姿勢、一手間加えたプロダクツのセレクトや製造や手を加えた空間演出、商品演出、コーディネートなどで楽しさを提供するストアの創造がコンセプトです。
-manoのコアなターゲット層とは?
年齢というよりは広く大人の男女で、同じ生きるならお洒落に生きていきたい、良いものを身に付けたい、持ちたいという欲求がある方がターゲットでしょうか。
実際の購買層は20代後半~30代の山、40代~60代くらいの山が多いです。
-なるほど。高価格な商品が多くみられますが、この価格帯へのこだわりもあるのでしょうか。
価格帯もやはりこだわりがあります。いい素材、いいデザインのものをできるだけ価格帯を抑えて提供することにとてもこだわっているところです。
-ブランドの強みとはどんなところですか?
時代によって自由に品揃えを変える多品種な海外からの買付商品、国内からの買付商品、マルコ&ルイーズ、MANOなどのオリジナル商品に加えて、ヴィンテージも含めた服飾雑貨や買付のコスメ、食品、ステイショナリーなど幅広いアイテムによる楽しさの提供がたくさんあります。
一手間加えた演出、手のコンセプトを活かした手書きの演出などオリジナリティーを出した見せ方も強みです。スタッフのサービスはフレンドリーで、でも真心のある一手間惜しまない努力をしていきたいと考え、それも強みにしていきたいと思っています。
manoのひと手間をもっと知ってほしいために
-manoをもっと知って頂くために、店舗含め今後どういった施策を考えますか?
この度10月1日念願のオンラインストアをリニューアルオープンしました。
現在mano店舗は東京、神奈川、京都にありますが、オンラインストアを開設した事で、日本全国のより多くのターゲットにリーチできると考えております。
オンラインストアをリニューアルする上で大切にしたことは、「manoの世界観がしっかり表現されている」事です。ブランドコンセプトを継承した洗礼されたデザインと世界観を発信して、より多くの方々にカッコいいお洒落な大人になって頂きたいと思っています。
また店舗では、東京都心にもう一、二店舗洗練されているけれどユニークな店を出したいですね。路面2号店も。その後神戸など関西にも。既存の店を含め、MANOに行けば、楽しい、体温が上がるっていうクチコミが広がっていけばと思います。世の中にたくさんあるそこそこコジャレたセレクトショップの中で、「面白い、楽しい」という評価の積み重ねで認知していただければと思います。
-最後にユーザーへのメッセージをお願いします。
そこそこ洋服と向き合って生きてきた大人の方がカップルでも、一人でも楽しんでいただけるブランドになるように、努力して、少し個性のあるストアを運営していきます!
お店にもぜひ足を運んでみていただければ嬉しいです。エスプレッソコーヒーサービスしますよ(笑)